82号 2022年[夏]

82号 2022年[夏]

住む。実例から教わる
土、風、街に沿った暮らし。
時代や社会の変化の中で
変わらぬ部分を大切にしながら。

特集

よい暮らし、再び。

『住む。』20年を振り返る


実例1〈土と暮らす。〉

山並みを眺める、明野の家。
[山梨県明野町]

実例2〈土と暮らす。〉

森に暮らす、板倉の家。
[茨城県石岡市]

実例3〈風と暮らす。〉

緑濃い風景に溶け込む、造園家の家。
[奈良県生駒市]

実例4〈風と暮らす。〉

心地いい風の抜ける、高台の家。
[神奈川県鎌倉市]

実例5〈町に暮らす。〉

19年目の、現代版長屋「屯」
[東京都北区]

実例6〈町に暮らす。〉

この町・この人・この暮らし。
[京都府北区]



日本の宿紀行

旅と裸足

[山梨・北杜] 文・山口由美 写真・砺波周平


ひとり問屋・日野明子、作り手の家を訪れる9

土と木と鉄の家。

写真・中嶋大助 文・日野明子



実用特集

「自分の手でつくると直す」

構成・久保田梓美


特別企画

出会って39年、『住む。』との20年。

木工作家 三谷龍二 × 建築家 中村好文


sumu gallery

拈華微笑 華に託す

写真・十文字美信



連載

□日本をもうひとつ 十八
 炭「超然とした枯淡」

文と写真・原 研哉

□わたしのすきな風景 29 字

文・梅原 真

□いつか、ここにあるもの 第二十九回
 喫茶店とメタバース。

文・並河 進 写真・小林紀晴

□一枚の白い皿から 29 ミラー・ニューロン

文・畑口JAN 写真・畑口和功

□ロードサイド デザイン 第25回 都築響一さんインタビュー
 着替えるような引っ越しのススメ

写真 都築響一

□その先にあるもの。18 [荒谷啓一 その2]
 柳が言う「用の美」というのは、
 宮澤賢治の「雨ニモマケズ」に描かれた
 人物のあり方といっしょじゃないですか

文・赤木明登

□家をつくるなら、近くの山の木で 80
 『住む。』連載取材20年を振り返る 2

構成・平山友子

□東京、名もなき住宅を訪ねて。第十四回
 コンクリート構造の専門家が自ら設計した自宅は、
 和風でも洋風でもない木造2世帯住宅だった。

文と写真・若原一貴

□松隈洋の近代建築課外授業 39 聖母女学院

文と写真・松隈洋

□エネルギー探偵ノート 82 エネルギーのロシア依存

文・槌屋治紀

□醗酵リンク・蔵の宝物 29 日本でいちばん新しい酒蔵で

文・藤田千恵子

□海と暮らす日々 第十四回 重石を効かせて

文・柿谷政希子

□循環する牧場 第六回 緊張感ある命との対面

文と写真・菅野義樹

□sumutheatre  戯曲「家演劇」act5

作・久保田梓美




次号予告
特集

家づくりの知恵、再び。


83号(秋)は2022年9月20日発売予定です。
※内容は変更になる場合があります。